7-危険物乙4の勉強をするに当たって/危険物乙4の勉強のやり方
①-法令の勉強のやり方。
危険物乙4の試験で、まず一番、問題数(15問)が多い、危険物に関する法令から、勉強の
やり方を説明します。
法令の問題では、ほとんどが暗記していれば解けるような問題が出ます。
特に暗記しておかなければならないものとしては、各危険物の指定数量、製造所や貯蔵所の
建物からの距離など、数値の部分がかなりあるので、これらの数値と、その関連する事項を
必ず覚えておく事です。
あとはテキストや問題の法令の文章をしっかり暗記しておけば、問題が解けます。
なので、法令の問題の勉強の仕方としてはテキストをよく読むことが大事になってきます。
繰り返し何回もテキストを読んで覚えましょう。そして問題集で問題を実際に解いてみて
間違えたところ、どうしても、わからないところがあれば、もったいがらずに答えの解説を
よく読むことで、完璧に問題ごと覚えてしまいましょう。
②基礎的な物理学および基礎的な化学の勉強のやり方
ここでも、やはり、テキストをよく読むことから始めます。
ここでは簡単な計算問題なども出る可能性があります。
計算のやり方はテキストや問題集を参考に覚えてください。
たいていは掛け算と足し算だけで出来るような問題です。
あとは、たとえば、物質の三態、例:水蒸気(気体)、水(液体)、氷(固体)
において、固体から液体になることを融解、液体から固体になることを凝固、液体から気体に
なることを蒸発、気体から液体になることを凝縮といいます。
また固体から直接気体に、気体から直接固体になることを昇華といいます。
このような状態などの名称や関連を覚えたりしながら、テキストを繰り返しよく読むと
いいでしょう。
そして問題集をやって、どうしても解けない問題などは、答えの解説をよく読んで覚えて
おきましょう。
③危険物の性質、及び消火の方法の勉強のやり方
ここでは、第4類危険物の名称、
(例:アセトアルデヒド、ガソリン、アセトン、エタノール、灯油、酢酸、重油、
エチレングリコール、ギヤー油、シリンダー油、ヒマシ油、アマニ油など)
を覚えると共に、第4類危険物のどの種類
(例:特殊引火物、第一石油類、アルコール類、第二石油類、第三石油類、第四石油類、
動植物油類)
に属するのかなどを覚えておくと共にそれぞれの危険物の性質(色、におい、水溶性、
非水溶性、沸点、引火点、発火点、比重などの性質)や消火方法をテキストをよく読んで
覚えておく事が重要になります。
引火点や発火点については個々のものだけではなく、同じ種類の危険物の発火点、引火点の
範囲もしっかり覚えておくことです。
何度かテキストや問題集を読んでいるうちに覚えてしまうと思います。
だいたいの勉強方法を大まかに説明してきました。
覚える事がかなり多いのですが、全て最初から覚えようとしないで、何度か繰り返し
テキストを読んで、問題集をやっているうちにきっと頭に入ってくると思います。
たいてい、1ヶ月毎日1時間ぐらいずつ勉強すれば1ヶ月半ぐらいで覚えてしまうと
思います。皆さん、ぜひ頑張って勉強してみてください。
テキストや問題集は市販されているものでも、十分合格できますが、私のお勧めは、
(財)全国危険物安全協会で発行しているテキストと例題集です。
特に、例題集には実際の試験に出るのと同様の問題が多数載っています。
このテキストと例題集は危険物安全協会主催の講習会などで使用されるテキストと
例題集なので、このテキストと例題集は一般の書店などでは手に入れることは出来ません。
でも、全国の危険物安全協会に入手方法を、ぜひ、電話等で問い合わせてみてください。
何らかの方法で、きっと入手できます。
私の場合は、直接、危険物安全協会に出向いて行って、購入してきました。
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