2009年7月14日火曜日

危険物乙4と二級ボイラー技士をセットで目指そう!! vol 9

 余談、ボイラーの豆知識、その-1

    ○長年、鋼鉄製のボイラーを使っていても内部が錆びないのは、清缶剤という薬剤を使用してボイラー
水を常に、pH11~12程度の強アルカリ性に保っているため錆びないのです。

    
    ○ボイラーに給水される水は、水道水をそのまま利用する事は出来ない。それは水道水に含まれるカルシウムイオンや、マグネシウムなどの硬度成分がスケールとなってボイラー内部に体積、付着するのでボイラーの伝熱が極端に悪くなってしまい、ひどい場合には内管を塞いでしまうこともあるからである。
    なので通常は軟水装置で処理して硬度成分を除いた軟水が給水として用いられる。

  
    ○ボイラーの起動前には、必ず、水面計の機能試験、及び高水位、低水位警報試験をおこなってからボイラーを起動する。
 
    
    ○ボイラーのブローには缶底ブロー、連続ブローなどがある。
   
    ○缶底ブローは、ボイラーの停止中に行い、窯泥(スラッジ)の排出とボイラーの水位を下げる目的でおこなう。
    
    ○連続ブローはボイラー運転中、ボイラーからつながっている、連続ブロー装置でおこなうもので、
缶水の濃縮を防ぎ、キャリーオーバーを防ぐ目的でおこなわれる。
 
  

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