2015年3月11日水曜日

試験勉強のコツNo.13 暗記する際には、声に出して読む。

テキストを読むときに、皆さんは、声に出して読んでいますか? わたしは必ず、実際に声に出して読んでいます。また、声を出せない場所では必ず心の中で声を出して読んでいます。すると、どうでしょう?頭の中にスルスルと、テキストの内容が入ってきませんか? ぜひ、テキストを読むときは、声に出して読んでみましょう。心の中の声でも構いません。これが、実は、合格への近道なのです。

2015年3月8日日曜日

危険物乙4と二級ボイラー技士をセットで目指そう!! vol.19 ボイラーに給水する水と水処理について。

 ボイラーに給水される水は、普通の水道水をそのまま給水は出来ません。なぜなら、普通の水道水には軟水でも、硬度成分が含まれているため、通常ボイラーに給水する水としては使うことが出来ません。   通常の水道水をやかんを使ってガスで温めて沸騰させると、底のほうに白い物質がたまりますよね?それが、カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分と呼ばれるものです。 これが、スケールと呼ばれるものの正体です。 スケールはひどくなると、ボイラーの本体や配管を塞ぐほど溜まってしまい、固化してしまいます。 スケールが付くと極端に熱効率が悪くなってしまうのです。 そこで水道水をさらに軟水処理して、通常はボイラーの給水として用います。 そこで用いられる装置が、軟水装置です。この装置のタンクにはイオン交換樹脂という樹脂が入っており、そこに通常の水道水を通して、軟水処理を行います。 このイオン交換樹脂は使っているうちに、硬度成分が溜まってきて劣化してきます。 しかし、イオン交換樹脂が入っている、軟水処理装置のタンクに、大量の食塩を入れて撹拌してやると、このイオン交換樹脂は再生します。 このようにボイラーに給水される水にも注意して、各装置の取り扱い方も学ばなければならないのです。