1-危険物乙4と2級ボイラー技士をセットで目指すことの利点
先にも述べたとおり、危険物乙4と2級ボイラー技士の資格は、高校で化学の勉強をしたことがある人 なら、勉強すれば、簡単に取れる資格です。
また、この2つの資格は設備管理などの仕事では必修の資格であると言えます。
ボイラーとは、やかんで水を沸かすように、蒸気を発生させて、その蒸気の圧力や熱を利用して仕事をさせたり、その発生させた蒸気の熱を、暖房などに利用するための機械です。
火力発電所などではボイラーで作られた蒸気の持つエネルギーをタービンを回す動力に変えて、その動力から電気を作っています。
ボイラーで作られる蒸気は、ビルなどで暖房等に使われるだけでなく、吸収冷凍機を利用した、冷房等に も使われますし、また熱交換器等を利用して温水等を作るために、一年中利用されます。
ボイラーの燃料は現在では省エネルギーやCO2削減のために、ガスを利用することが多いのですが、重油などの液体燃料を利用しているところも依然として、たくさんありますし、また非常用の発電機などを置いているところも少なくないのです。
非常用発電機は重油を燃料として使うものが多いです。
そのような点を考えても、液体燃料を扱える資格である危険物乙4と全てのボイラーを扱える資格である2級ボイラー技士をセットで持っているに越した事はありません。
この点からも、設備管理などの仕事において、この2つの資格がいかに有用となるのかが、お分かりいただけると思います。
それらの点からも、この二つの資格をセットで取ることには、とても利点があると思います。
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